女の子が兎を抱っこしている

うさぎを抱っこする秘訣

兎は抱っこが嫌い?!

兎さんと言えば、大人しいイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。しかし、実のところそのイメージとは正反対。なんのコミュニケーションもとらずにいきなり抱っこをしようとすれば、大きな足で必殺キックをきめられます。兎さんは縄張り意識が強く警戒心も強い生き物。最初から大人しく抱っこさせてくれる兎さんはいません。大抵の兎さんは抱っこが大嫌いなのです。

そこで、今回、兎さんをリラックスさせ、抱っこできるようする方法をご紹介致します。

兎を抱っこする方法

抱っこは、兎と飼い主との絆を深める一つの方法です。ただし、兎にとってはストレスを引き起こす可能性があるため、慎重にアプローチする必要があります。以下は、抱っこが苦手な兎さんを抱っこできるようにするための手順とコツです。

手順: 1.兎との信頼関係を築く:兎が飼い主に対して信頼を持ち、安心感を感じるようになるまで、時間をかけてコミュニケーションを取ることが重要です。兎が飼い主に慣れ親しんでいる場合は、抱っこを始める前に、兎が飼い主のそばにいることが重要です。

2.膝の上に乗ることに慣れさせる:おやつなどを用意して膝の上に誘導し、膝の上に慣れさせる。じっくり時間をかけてならしたら、うまくいけば膝に乗ったまま、飼い主のお腹に引き寄せ、お尻をしっかりと支えながら抱っこすることができます。

3.穏やかな環境を作る:抱っこを始める前に、静かで明るい部屋を選び、騒音や他のペットの邪魔にならないようにしましょう。兎にとって、安心できる環境が整っていることが大切です。

4.兎を抱く前に、手を触れさせる:兎が抱っこに慣れる前に、手を触れることを習慣化しましょう。兎が手を嫌がらない場合は、徐々に手を身体の下に置いて、身体に触れるようにしてください。この段階では、兎を抱こうとはしないでください。

5.兎を抱く前に、座って兎と対話する:兎に話しかけて、緊張感を解消するようにしましょう。兎にとって、飼い主とのコミュニケーションが抱っこの前提条件となります。

6.兎を抱く:兎がリラックスしている場合は、両手で兎を抱き、胸に密着させるようにしてください。兎の後ろ足を抱いて、バランスをとります。兎が不安になると、前足で蹴ったり、後ろ足で蹴ったりする場合があるため、抱っこ中は注意が必要です。

うさぎを床に下ろす際は、必ずお尻から下ろす:顔を下に向けた状態で下ろすと、怖がってしまい、暴れることがあります。とても危険なので、絶対にお尻からゆっくりと下ろすことが大事です。

〜コツ〜

  • 兎がリラックスしているかどうかを確認する
  • 兎がリラックスしていない場合は、抱っこをやめ、兎を安心させるようにする
  • 兎のお尻、体をしっかりと支えてあげる
  • 怪我防止の為、抱っこに慣れないうちは出来るだけ低い位置で行う

大人の兎からでも抱っこに慣れるのか

成体の兎は、幼い頃から抱っこに慣れていない場合、抱っこが苦手だったり嫌がったりすることがあります。しかし、兎が抱っこに慣れていない場合でも、徐々に慣れさせることができます。ただし、成体の兎になると、慣れるまでに時間がかかることがあります。兎とのコミュニケーションを深め、兎がリラックスしている状態で徐々に抱っこを試みることが重要です。

また、兎が抱っこに慣れたとしても、兎の性格や体調によって、抱っこが嫌いになることがあります。そのため、兎がストレスを感じないよう、常に兎の気持ちに配慮した抱っこを心がけることが大切です。兎の信頼を得ることができ、兎がリラックスしている場合に限り、抱っこを楽しむことができるでしょう。

抱っこできたらできる事

兎さんを抱っこできるようになったら病院へ行く時や爪切りが楽になります。また、怪我や体調不良などを確認しやすくなります。

そして何より、抱っこを通じて、兎との信頼関係を築くことができます。兎が抱っこに慣れ、安心して抱かれるようになると、兎自身も飼い主に対して信頼を深め、親密な関係を築くことができます。また、抱っこは、兎との絆を深めるだけでなく、兎の健康や幸福にも良い影響を与えることがあります。兎は社交的な動物であり、飼い主とのコミュニケーションを通じて、ストレスを減らし、幸福感を高めることができます。

ただし、兎にとってはストレスを感じることがあるため、兎のペースに合わせ、兎の気持ちを理解し、兎が抱っこを嫌がる場合は無理に抱っこをしないように気を配ることが大切です。兎との抱っこを通じて、飼い主と兎の絆を深めることができますが、兎の健康や幸福を最優先に考え、慎重に取り組むことが重要です。


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